シロアリ駆除業者 しろあり110番
シロアリ対策

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シロアリ110番 シロアリの発見方法


シロアリは比較的暖かく、水をよく使うところ(風呂場、台所、洗面所、便所)に多く発生します。
建物をシロアリから守るには、早期発見が何よりも重要で、シロアリがついていないかは素人でも次の手がかりで簡単に調べられます。

(1)蟻道
シロアリは地中から土でトンネル(蟻道)をつくって建物へ侵入してくることが多いので時々建物の床下や周辺を調べて基礎や束石・土台などの表面に蟻道が付いていないかを確かめましょう。

(2)蟻土
シロアリは風や光を嫌い、適当な湿度を保つために、木材の割れ目や継ぎ目の排泄物や土砂(蟻土)を運んできて詰めたり、盛り上げたりします。

(3)食痕
シロアリは木材の軟らかい春材部を好んで食べ、固い秋材部は食い残します。シロアリは明るい所では木材の表層を残して内部だけを侵食するので、木材の表面から強く押したりすると、簡単に穴が空いたり、壊れたりします。シロアリ被害が進んだ木材はハンマーで叩くと空洞音がします。

(4)建物の変状
シロアリ被害が進んだ建物では、家の中を歩くと、畳や床板がなんとなくくぼむ感じをうけたり、柱が下がり、棟や軒の○線が波を打ち、屋根瓦がずり落ちたり、ふすまや障子、雨戸などの立てつけが悪くなります。

(5)羽あり
羽ありの郡飛期はシロアリが人前に姿を現す唯一の時期で、郡飛の時期や時刻に注意していればシロアリの種類も判別できます。
ヤマトシロアリは2月の昼間に、イエシロアリは6〜7月の夜に郡飛して電灯に飛来します。
アメリカカンザイシロアリは6〜9月の昼間の少数づつ何回も郡飛し、ダイコクシロアリは5〜8月の夜に少数づつ郡飛して電灯に集まってきます。

(6)乾燥シロアリの糞
アメリカカンザイシロアリやダイコクシロアリは乾燥した木材だけを食害し被害材の外に糞を排出します。被害材の下に乾いた砂粒状の糞がたまっており、数十倍に拡大してみると真ん中がへこんだ米俵状をしている場合はカンザイシロアリの被害です。



■シロアリとアリの見分け方

シロアリは名前や形、生活様式などがアリと似ていますが、アリと全く種類の違う昆虫でアリの仲間ではありません。シロアリとアリは次の点で簡単に見分けられます。

  1. アリの触覚は「く」の字ですが、シロアリのは真珠のネックレスのような数珠型です。
  2. アリの○は前○が後○より大きいが、シロアリは4枚ともほぼ同じ大きさ、同じ形をしています。
  3. アリは腰の部分がハチのように細くくびれていますが、シロアリは細くなっていません。

■建築物を加害するシロアリ

わが国で建築物を加害するシロアリは主にヤマトシロアリとイエシロアリです。その他最近”乾材シロアリ”の仲間であるアメリカカンザイシロアリとダイコクシロアリの被害がふえてきています。

ヤマトシロアリは北海道北部を除くほとんど日本全土に分布しています。特別に塊状の巣は作らず、適当な生活場所と餌を求めて集団で移動する習性があります。特に乾燥に弱いので、常に湿った木材や土中で生活しており、建物では土台や床束などの建物下部を加害します。本種の被害は腐朽と同時に起こることが多く、食痕は多湿で汚いです。

イエシロアリは神奈川県以西の海岸線に沿った温暖な地域と南西諸島、小笠原諸島に分布しています。
建物や地中に塊上の大きな巣を作り、普通数十万匹、大きいものでは百万匹にも達します。したがって、加害速度も早く、被害も大きくなります。乾燥した木材でも水を運んできて湿らしながら加害するので、被害は建物全体におよびます。食痕は乾燥しており、きれいです。

ヤマトシロアリによる被害 ヤマトシロアリの兵アリ イエシロアリの働きアリ
イエシロアリの巣
(コンクリート下)
イエシロアリの羽アリ

アメリカカンザイシロアリは特別に加工した巣や蟻道をつくることなく、乾燥した木材中に坑道をつくって小集団で生活しています。特別に水を必要とせず、建物の乾材やピアノ、ステレオ、タンス、鏡台、机などの家具を食害します。食害孔から乾いた砂粒状の糞を排出するのが特徴です。

ダイコクシロアリは現在のところ、奄美大島以南に分布しており、沖縄県ではかなりの被害があります。”カンザイシロアリ”の一種で被害状況や加害習性はアメリカカンザイシロアリによく似ています。

アメリカカンザイシロアリの兵アリ 触覚第3節 ダイコクシロアリ
の兵アリ
アメリカカンザイシロアリの糞

■シロアリの種類を判別するには

兵アリの頭部の形状で判断するのが最も確実で簡単な方法です。

イエシロアリの頭部は卵形で体長の約1/3の長さで、虫に触れると、頭部先端から乳白色の液(防御物質)を出します。

ヤマトシロアリは頭部がほぼ円筒形で体長の約1/2の長さで、乳白色の液は出しません。

アメリカカンザイシロアリの頭部はほぼ円筒形でヤマトシロアリに似ていますが、体長が約2倍ほどあり、頭部が体長の約1/3の長さです。触覚の基部から3番目の関節が他節より長大なのが特徴です。乳白色の液は出しません。

ダイコクシロアリの頭部は、前面が裁断状で、横から見ると大黒天の頭部に似ているのでこの名称が付けられたものです。体長の1/4の長さで乳白色の液は出しません。


<ヤマトシロアリ、イエシロアリ、アメリカカンザイシロアリの分布>

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