シロアリの被害について
快適な住まいへ屋内環境づくり!
このページではシロアリの被害、簡単な発見法、シロアリの一生、早期発見と予防などについてご紹介します。
■衛生害虫の将来性
環境衛生の分野で立ち遅れている我が国でもようやく、都道府県から市町村に至る各衛生局(保健所)ぐるみの害虫駆除が立ち上がりつつあります。県内でも飲食店、宿泊施設等の殺菌、消毒の義務化などで、平成4年にはシロアリに係わりのある関係団体(沖縄総合事務局、県土木建築部、県消費者センターなど)が協力し、沖縄県しろあり対策研究会が設立されるなど、官公一帯としての害虫駆除の取り組みが進んでいます。
■白蟻の生態と駆除
沖縄県は、我国唯一の亜熱帯地域に位置し、四方を海で囲まれていて四季を通して高温・多湿であり、シロアリが生活するのにきわめて良い環境といえます。また、その種類も多く、年中活発に活動しているため、シロアリによる被害の発生件数も他府県に比べて多く、その被害額も甚大で計り知れません。
日本には16種類のシロアリが住んでいますが、家屋の木材に被害を与えるのは、ヤマトシロアリ(北海道北部を除いて全国)、イエシロアリ(神奈川県以西)、ダイコクシロアリ(奄美大島以西)の3種類で、沖縄県にはその3種類すべてのシロアリが生息しています。
主に木材、紙製品、衣類等を食べる昆虫ですが、時として地下ケーブル、ポリバケツ、コンクリート及び金属製品など木材以外にも被害を与える場合もあります。
■ゴキブリの生態と防除
沖縄県は高温多湿で、冬でもゴキブリを致死させるほどの気温降下がないという自然条件と、これにいくつかの社会的な要因が相加的に働いて、ゴキブリの繁殖を助長させています。
社会的要因とは、
第一に経済成長に伴って県民所得が向上し、戦後に建てられた木造家屋がブロック建てに変わったことが上げられます。ブロック建ては気密性に優れ、湿気が高く、ゴキブリの生育に適した環境条件を備えています。それにゴキブリの天敵になるクモ、ハチ、ヤモリ、ネズミなどの出入りが少なく、家屋内に侵入したゴキブリは天敵に襲われることがなく繁殖を行うことができます。
第二に道路側溝が閉じられ、家屋の生活廃水とともに残飯の一部が側溝に入り、食物と住処に恵まれたゴキブリは、一年中繁殖を繰り返しています。夏になると道路を這い、飛翔して家屋内にも侵入します。さらに家庭浄化槽の復旧やマンホールの増加も原因となっています。
第三に生活物資が豊富になり、残飯が増えたこともゴキブリを多発させた原因の一つになります。
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