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新報掲載『根絶』12月まで延長(久米島アリモドキゾウムシ

平成24年10月31日掲載

那覇植物防疫事務所は30日、県庁で記者会見を開き、今年6月から久米島で実施している、イモ類などの特殊病害虫アリモドキゾウムシ根絶事業の最終確認調査を12月28日まで延期すると発表した。
本島から持ち込まれたサツマイモが発生源で、9月中にアリモドキゾウムシが確認されたことが影響した。
 島内全域に設置しているトラップのうち、9月18日に仲泊地区の2箇所でそれぞれ1匹ずつ誘殺を確認。
翌日からの調査で、1軒の庭先に放置されていたサツマイモが発生源であると特定した。
本島から土産品として持ち込んだ荷物の中に混入していたという。放置されていたサツマイモ1.6kgには成虫86匹、さなぎ67匹が寄生していた。その後、発生源の半径500メートル以内にトラップを増設したところ、今月9日までに40匹の雄の成虫を誘殺した。
 ただ、今回発見されたサツマイモ以外からのアリモドキゾウムシの発生は確認されず、今月10日以降は新たな誘殺もないことから、同事務所は「着実に根絶に向かっている」と判断。1世代相当の3ヶ月の延長を決定した。
 同事務所の渡久地章男統括植物検疫官は「二度と持ち込みのないよう、広報を強化したい」と述べた。


新報掲載『守礼門を最大補修』

平成24年10月31日掲載 5日から〜 シロアリ被害甚大

首里城公園内の県指定有形文化財「守礼門」がシロアリ被害などで、全体的に虫食い状態にあり、剥落などの危険があるとして、県教育庁文化財課は緊急の保存修理工事を11月5日から2013年3月末まで行う。これまで被害箇所の個別の補修は行われてきたが、今回は柱と屋根板で補修の必要性があり、1958年の復元以来、最大規模の補修工事となる。工事費は約1,824万円。

 同課は2009年、2層ある同門の屋根のうち下層の瓦を支える板「裏甲」でシロアリによる虫食い被害を確認。同年に駆除を実施したが、その後も表面の漆が浮き、中から虫食いの痕が確認できる箇所がいくつも出てきたという。門の柱を支える「添え柱」についても2011年1月に雨による腐朽やシロアリが原因とみられる被害を確認した。
 保存修理工事では、下層の屋根の瓦を一枚ずつ全てはがし「裏甲」の被害範囲を確認、被害を受けている範囲の木を補修し漆を塗り直す。「添え柱」は一度、柱を抜き取り、被害を受けている範囲を新しい木材と取り換える手法で補修する。30工程ある塗り作業を行い、補修箇所が目立たないようにする。
 工事期間中は透明な養生シートを使い、観光客などに守礼門が見られるようにするほか、門中央に幅1.6メートル、高さ2.6メートルの通り口を設け、通れるようにする。
同課は「貴重な文化財を後世に残せるよう、できるだけ元の材料を生かし補修したい」と語った。


我の幼虫、大量発生(平成24年)

平成24年5月17日(木曜日) 琉球新報掲載

【南部】南風原町や豊見城市の幼稚園、小中学校で8日ごろから、かゆみなどが発症する毒蛾皮膚炎を引き起こすタイワンキドクガの幼虫が大量発生し、腕や首に発疹やかゆみの症状を訴える児童生徒が続出した。
2市町の各教育委員会が業者に依頼し、薬剤散布し駆除を行った。南城市の一部でも幼虫の発生が確認されている。県衛生環境研究所によると、同幼虫の発生はこれからがピークで、注意を呼びかけている。
 タイワンキドクガは2センチほどで背中のオレンジ色の線と黒いこぶが特徴。クワディーサー(モモタマナ、コバデイシ)の葉で多く見られる。
 幼虫、成虫ともに毒針毛とよばれる目にはみえない毛を持ち、この毛がかゆみなどの症状を引き起こす。
 毒針毛が風に飛ばされ、各地に広がる可能性もある。県衛生環境研究所の職員は「かゆみを感じたらかかずに粘着テープで毒針毛を取り除き、洗い流し、症状がひどい時は皮膚科を受診してほしい。この時期は長袖、長ズボンの着用を勧めたい」と話した。


ガの幼虫、異常発生

 

ガの幼虫、異常発生(浦添、那覇)
 浦添市と那覇市の一部で、街路樹のホウオウボクに10月中旬から体長4〜6センチのガの幼虫「ホウオウボククチバ」が異常発生し、住民を困らせている。
葉から落ちた幼虫は民家の壁などにはい上がり、洗濯物にも付着するなど被害が出ている。浦添道路課によると、市内にあるホウオウボク401本のうち、約半分に寄生。現在、職員20人体勢で駆除に当っている。那覇市内では新都心や古波蔵などで異常発生が確認されている。同市でも駆除を始めている。浦添市内間の知念孝自治会長(69)は「通学で歩道を歩いている子どもたちが、糸を出し木からぶら下がっている幼虫を避けようと車道に出て歩くので危険だ」と話していた。
 
※ホウオウボククチバは、もともとは日本に生息していない外来種のガで、
幼虫が、ホウオウボクの葉を食い荒らします。
沖縄本島で大発生したあと、6年前から宮古島でも毎年大量に発生し、
市街地の街路樹や公園のホウオウボクに、大きな被害を与えています。
 

タイムス掲載「風通して”好物”撤去を」

平成21年5月27日沖縄タイムス25面 掲載

 

梅雨まっただ中の県内だが、この時期は、シロアリが飛び、目に付きやすい季節でもある。
「ヤークゥエー」(家を食う)と恐れられるシロアリの生態、発見法や簡単な予防法を日本しろあり対策協会沖縄支部の島袋敏雄事務局長に取材した。
(高崎 園子)
白対協・島袋さんに聞く
四季を通じて高温多湿の亜熱帯・沖縄は、シロアリが住みやすい環境にある。
 県内に生息するシロアリは主に@イエシロアリAヤマトシロアリBダイコクシロアリCアメリカカンザイシロアリーの4種類。
 県内の被害の8割以上を締めるのがイエシロアリ。5月から7月ごろにかけて羽を付けたアリが、繁殖のための「ハネムーン飛行」を行う。湿り気を好み、土の中から、木材の継ぎ目やコンクリートのクラック(割れ目)などをつたって家の中に侵入する。繁殖力が旺盛で、ひとつのコロニー(群れ)は数十万匹と多く、食害が一気に広がる。
 2番目に多いヤマトシロアリは約1割。「イエ」と同じく湿り気を好み、水を使う場所に巣を作る。飛行時期は2〜3月。
 ダイコク・アメリカカンザイシロアリは外来種。県内では約10年前から被害が報告された。米兵らの家具とともに県内に持ち込まれたとみられる。
 シロアリの駆除は薬剤によるものが基本。種類によって散布したり、木に小さな穴を開け注入する。
 ベイト工法といわれる、家の回りにシロアリの脱皮阻害剤を設置する駆除法もある。薬剤による駆除費用は、被害状況にもよるが、坪当たりおよそ5000円から8000円。ベイト工法は環境配慮型で、その後のメンテナンスを含むため、1.5倍から2倍の金額になる。
 シロアリ被害を広げないためには早期発見が重要だ。島袋さんは「庭で羽アリを見かけたら要注意。いずれ家の中に入っている可能性がある」と注意する。また、床や畳が波打っていたり、歩くとでこぼこが感じられる場合、シロアリの食害ある可能性がある。
簡単にできる予防法として、@家の中の風通しを良くする(窓やタンスを開け換気する)Aシロアリの好物の段ボールを室内に置かないB庭に古い材木を置かないーを挙げた。
 
5年点検で予防訴え 業者
 実際の駆除はどのように行われているのか。県内大手「白蟻百十番」(本社・那覇市、下地晃彦社長)のスタッフに同行した。
 沖縄市の住宅街。築10年の鉄筋コンクリート2階建て。忙しくするスタッフを家主の教員の男性(49)が心配そうに見守っている。
 スタッフは天井裏や床下、本棚の本を取り出し、シロアリの有無をチェックし、薬剤を散布したり、柱や壁にも器具を使って薬剤を注入していく。
 1階のリビングとダイニングを仕切る木製の引き戸。立て付けが悪く、何年も動かさずにいたという。スタッフが引き戸を外すと、戸袋から、多数のイエシロアリが出てきた。ほかに、台所や天井裏で、シロアリの巣や「蟻道」と呼ばれるトンネル状の通り道が見つかった。
 男性は「友人の家が、リフォームしなければならないほどシロアリ被害がひどかったと聞いて怖くなって」同社に問い合わせた。「昨夏、本がかじられた跡を見つけた。あの時気づいていれば…」と悔しそう。
 男性は県外出身。新築する際、シロアリの対策のための土壌処理は行わなかったという。「シロアリの知識がなかった。地域にあった家造りが重要だと分った」と話した。
 駆除に当ったスタッフの乙成美幸さんは「柱が丸ごと1本がやられたり、床を全部張り替える場合もある。いったんシロアリが出たら補修なども含め費用がかかる。家の健康診断だと思って5年ごとに点検してほしい」と予防の大切さを強調した。

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