なぜ青森ひばが「超能力を持った不思議な木」なのか?

なぜ青森ひばが「超能力を持った不思議な木」なのか?

■湿気に強く、くさりにくい

青森ひばは、日本三大美林のひとつに数えられ古くから良質の建築用材として使用されてきま した。その理由は他の樹種にくらべて驚くほど腐りにくいからです。

ひばの中のヒバ油の成分にはヒノキチオールとベータドラブリンが含まれており、これが木 材腐朽菌に対して強い殺菌力を持ち腐朽菌の繁殖を著しく抑制してくれるからです。

このヒノキチオールの薬用効果は、化粧品、歯磨粉、養毛剤、水虫治療薬、 皮膚病治療薬などに応用され、ユーザーに幅広い人気を呼んでいます。
また、その抗菌性、安全性から食品添加物として厚生省の認可も受けています。

■緻密で美しい木目、少ない狂い

青森ひばは他の樹種にくらべて成長するのに2倍以上の歳月を必要とします。そして北国の厳しい風雪に耐えじっくりと年輪を重ねるので狂いの少ないしっかりとした材になります。

現在利用されている青森ひばは樹齢およそ200〜250年位のものが主流ですが、一様に材はしまっており、優雅に富んだ独特の明るくやわらかい色つやの緻密で美しい木目を見せてくれます。
アメリカではひばをその美しさからゴールデンウッドと呼んで親しんでいます。

■ひば特有の成分がシロアリを撃退

住まいのガンといわれるシロアリ被害、材表面を食い残して内部を食害するため、腐朽と違って発見するのが困難で、また多くの被害箇所が腐朽箇所に近いため腐朽と混同し見過ごしてしまうことが多いのが特徴です。
しかも建築後5年以内に最も被害が大きいといわれています。

ところが、青森ひばのヒバ油には抗菌性の強いヒノキチオールとベータ-ドラブリンの他に防虫・謀議性のあるシトロネロールとトリメチルナフタレンという成分が含まれており、これがシロアリに対して強い効果を表すのです。
また、ひば住宅は新築後3年間は蚊が寄らないともいわれています。

建築木材の腐朽菌「ワタグサレタケ」に対する耐朽度平均表

  28度6ヵ月 自然温度12ヵ月 平均
ひば 10 9 10
ヒノキ 9 9 9
アカマツ 6 8 7
ベイツガ 7 4 6
カラマツ 3 4 4
ベイマツ 2 4 3
エゾマツ 4 1 3
スギ 3 1 2


耐朽度とは次によります。

(1-
健全材の圧縮強度-腐朽材の圧縮強度
健全材の圧縮強度
)×10
  • 木工面硬さとは、直径10mmの鉄球に圧力を加えて0.32mmの深さに窪んだ時の力をいう。
  • 気乾比重とは、気乾比重-気乾時の重量/気乾時の容量(気乾状態の標準としてわが国では含水率15%が用いられる。)
  • 圧縮、曲げ、せん断の強さとは、木材が破損する限度の付加を材の単位面積当たりの大きさで表したもの。
  • 平均収縮率とは、生材の時の長さを基準として、含水率が15%まで下がった時の縮み量や、全乾まで乾燥した時の縮み量の100分率。


現在土台に最も多用されている米ツガはシロアリの好む木です。
ヒノキでさえも辺材は加害されます。

  • 製造元 有限会社キセイテック

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