シロアリの生態とは?

シロアリの生態とは?

等翅目の1科。

120属1400種余りで、アフリカを中心にアジア、南アメリカなど広く分布しています。
大きな塚つくったりキノコを栽培するものもいますが、日本には11属21種のシロアリの生息が確認されています。

家屋に被害を与える代表的なシロアリは、「イエシロアリ」「ヤマトシロアリ」「ダイコクシロアリ」の3種です。

シロアリは不完全変態をする昆虫で、女王アリ・王アリを中心としたコロニー(家族)で共同生活を営みます。
何世代もが同じに生活し共同で育児を行い、卵を産むものと産まないものに分けられるこのような生活をする昆虫のことを「真社会性昆虫」と呼びます。

イエシロアリは4・5月頃、ヤマトシロアリは2・3月頃から羽のついたシロアリが「群飛」(結婚飛行ともいう)を始めます。
群飛は雨が降った後で快晴になった時の温暖多湿の日がもっとも多いです。

夕方頃から飛び始めるイエシロアリは走光性があって電灯によく集まります。
また、光度(ワット数)が高い方によく集まるので特に明るい高圧電灯の周辺は被害に対する警戒が必要です。

しばらく飛ぶと(約10〜30分)地面に降りてきて身をよじり羽を落とします。
羽を落とした雌アリは腹端から雄アリを誘引する匂いを出し始め、匂いに反応した雄アリとカップルとなります。
尾端と頭をくっつけて、ちょうど2両の連結電車のように歩き営巣場所を探して行き、湿った柱や切り株、腐朽部分などに小さな孔を堀り、隙間に木の繊維を詰めて丸い交尾室を作ります。
最初の産卵は5〜20日後で数個〜20個前後の卵を生みます。

孵化した幼虫が大きくなり活動をし始めると、女王と王は産卵に専念し、巣は急速に大きくなります。巣の大きさはイエシロアリで大きなものでは直径1mになりますが、ヤマトシロアリは巣を持たず、加害場所が巣を兼ねています。

シロアリの寿命は職蟻と兵蟻は約2年といわれているが、女王(生殖虫)は10〜15年程生き続けます。巣の構成数はヤマトシロアリで1〜3万匹、イエシロアリでは最高100万匹にも達します。


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