駆除剤・薬品について

シロアリ防除剤とはどんな薬ですか?

シロアリを殺したり寄せつけないことを目的とした殺虫剤・忌避剤で、妨蟻(ぼうぎ)剤ともいいます。使い方は現場で土壌処理(床下の土やコンクリートの基礎の下などに散布する)と木部処理(木材に塗ったり吹き付けたり、孔をあけて注入したりする)があります。

別にあらかじめ工場で木材防腐剤と合わせた木材防腐・妨蟻剤で木材に処理(薬剤を塗ったり圧力をかけて注入)する場合もあります。

長期にわたって効果を持たせるために、単位面積当たりの散布量は農業用の数百倍になります。

「木の香りの無農薬」

シロアリ防除剤はシロアリだけに効くのですか?

いいえ。

一般的にある薬剤がある生物にしか効かないということはありません。

益虫のクモなども殺します。
人間や犬やネコ、他のペット、魚、ミツバチ などにも影響を与えます。
特にクロルピリホスは魚毒性が強く、まいた薬剤が池に入ってコイが浮いて、業者が賠償するケースもあります。

 

シロアリ防除剤にはダイオキシン汚染の危険がありますか?

あります。

今は人体薬剤として使われていないようですが、トリクノルフェノールやPCP系薬剤にはダイオキシンが不純物として含まれていたと思われ ます。

また、有機ハロゲン系の薬剤は、すべてその合成過程で、ダイオキシンが混入してくる可能性がありますので、分析チェックが必要です。

さらに塩素や臭素を含む薬剤で処理された木材は、廃棄焼却される時に新たにダイオキシを生成する恐れがありますから注意を要します。

「環境対策」

国が認めた薬だからと言われましたが、そうなんですか?

シロアリ防除剤として国が認めた薬というのはありません。

「お客様の安全を第一に」

「野菜にも使われている薬」と言われましたが、それなら安全ですか?

農薬は通常農作物の散布され、その一部が残留して人の口に入るため、農薬残留基準が決められています。安全とは言えないからこそ残留基準があるわけ です。

シロアリ防除の場合は家の床下や家屋に単位面積当たり農業用の数百倍も大量散布した薬剤が蒸発して室内空気を汚染し、それを吸うわけでから「野菜に も使われている安全な薬」とはいえません。


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